電気自動車普及の鍵
二酸化炭素を排出しないため、環境にやさしい電気自動車に注目が集まっています。その普及の鍵となるのが充電スタンドの整備にあるといえるでしょう。
実際のところ、電気自動車の普及はまだまだこれからといったところ。もちろん、ガソリン車に比べれば温室効果ガスの排出量がゼロで、燃費効率の面でもは圧倒的に有利です。それでも普及が進んでいないのは、やはりこまめな充電が必要なためではないしょうか。一度の充電で走る距離は90キロから200キロ。充電スタンドも全国各地で増えてきているとはいえ、まだまだ電気自動車の普及を後押しするにはこころもとないというのが現状です。さらにいえば、充電スタンドが都市部に限られており、地方などへドライブしたときいざ充電の必要が生じても、すぐに充電できるかどうかという不安がぬぐえません。新聞紙上で電気自動車の試乗ルポを読んだことがあるのですが、遠くにいけばいくほどドライバーには充電の不安がつきまとってくるようです。
先日、大手コンビニチェーンがこの充電スタンドを全国の店舗に設置する計画を打ち出しました。コンビニ側としては充電を待つ間に買い物をしてもらえる効果を狙ったものだそうです。電気自動車普及の一歩となることを願ってやみません。