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私は今、車社会の西日本の地方都市に住んでいます。
公共交通機関が整備されていないので、自家用車が人々の生活の足となっているのです。
先日、東京に住んでいる妹と中間地点の名古屋で会いました。
その時に思ったのですが、名古屋も又、車の多い、車社会であるな、という事です。
街を歩いていても、道路には多くの自動車が行き交っています。
しかし、名古屋は、地下鉄、バスなどの公的交通機関が大変整備されています。
それなのに、何故?
疑問が湧き上がってきました。
そして、信号待ちで、車を眺めていると、自分の住んでいるところと、違う点に気が付きました。
自分が住んでいる地域では、軽自動車がとても多いのです。
しかし、名古屋の街なかでは、軽自動車は殆ど見かけません。
商用車の一部が、軽であるだけで、自家用車と思われる車は殆どが普通自動車なのです。
はて?
この違いは何だろう、と考え込んでしまいました。
公共機関がなく、車しか足がない街と、公共機関が優れているのに、車が多い名古屋。
もしかしたら…。

「名古屋の人は、とても車好きの人が多いのでは。」
そう思いました。
生活の足が無い為、「車に乗るしかない」土地では、誰もかれも、車が好きでない人も車を使わざるを得ません。
ですから、安価格の軽自動車が増える。
一方、「車が好きだから乗る」土地では、車にこだわるのでしょう。
確かに、日本有数の車メーカーが名古屋にあります。
しかし、どれだけ車好きなのだろう…。
ふと思いました。